3.病院選びの基準9個!
病院選び、迷いますよね。
一生をかけて通院するといっても過言ではない病院選び。
身体も、お金も、心も限界があります。
少しでもストレスなく前に進むための参考になれば幸いです🎵
病院選びの基準9個!
不妊治療専門医がいるか
医師も看護師も、それぞれの狭い専門や得意分野があります。
(正直、他の科のことってよく分からないんです💦)
なので、専門医がいるかどうか確認しましょう。
大抵ホームページの医師紹介に記載されています。
実績
通院しても結果が出なければ意味がありません。
実績のあるクリニックは、医師や培養士の腕が良いように感じます✨
ホームページで実績を公表しているクリニックもあります。
掲載されていなければ、口コミを読むのも一つの手です。
その時に注意したいのが、対象年齢の設定です。
クリニック・病院も経営する上で集客は必要です。
「実績の良いクリニック」に見られたいんです。
40代よりも30代や20代の方が実績はどうしても良くなります。
公表している実績の対象年齢を確認してみてください。
治療方針がクリニックや医師と一致しているか
A「自然と同じように毎月1個の卵子を大切に育てます」
B「できる限り若い卵子を、
希望する子どもの数まで見越してまとめて採卵してから移植しよう」
C「排卵誘発前には必ずAMHを測定します」などなど…
クリニックや医師によって治療方針が全く違います。
(どこをゴールとし、そのプロセスをどう進めていくか?)
ここが食い違うと納得しながら高額な治療を進める妨げになります💦
医師と患者が同じ方向を向けると、結果はどうであれ納得できます。
・医師とのコミュニケーションは適切に取れるか?
・話を受け止めているか?
治療方針を話す時は、そんなところも見てみてください。
もしできれば、治療方針や譲れない点を予めピックアップしてから
決める前に初診予約なり病院見学をすることをお勧めします(*'▽')💛
通いやすさ(診療時間・場所)
仕事をしていて1番ストレスだったのが、頻繁な通院です❕⚡
多い時は、2日に1回の通院が1週間近く続くことがあります。
次の通院予定が決まるのは、前日だったりします。
「中途半端な仕事はしたくない」
「副作用でお腹がパンパンだけど治療を選んだのは私だ」
「職場に告知もしたくないし、迷惑もかけたくない」
真面目に仕事をしてきた方にとってはとても辛いことかと思います。
テスト、受験、仕事…努力で何とかできることも多いですが、
不妊治療に関しては、必ずしも 「努力=結果」とはなりません😢
もち麦はリモートワークも勤務の交代も許されない仕事のため、
医師と治療の目安を話したり、同じクリニックに通う同じ治療を
している方のブログを頼りに、通院が頻繁になりそうな時期を全て
夜勤にしてもらっていました💉✨
そうもしないと通院できないからです。
ホルモンバランス、心身の疲労、ストレスはひどかったですね💦
仕事との両立をするなら、これは譲ってはいけないポイントです💡
設備(内視鏡、造影検査、オペ室、培養室など)
できれば一か所でできると便利です。
気持ちも身体も楽ですし、すぐに結果が分かるためです。
もしそこまでの設備を持っていなかったら、提携病院があるか
聞いてみてください。
年中無休
卵胞の発育具合や子宮の着床できるタイミングなど…
人それぞれ違います⏰
定休日が着床に最適な日になってしまうこともあります。
治療と身体のペースが分かってきたら予定の調整ができますが、
千載一遇の機会を逃したくありません!
採卵と移植だけでも年中無休だとありがたいです🍀✨
男性不妊外来があるか or 提携病院があるか
体外受精の採卵日当日に初めて精液を採取し調べるクリニックも
あります。
その時に、量が少ない、動いてない、奇形が多い…などの異常が
見つかり、体外受精ができずに顕微授精になることがあります。
悪い結果が続いて、精液検査をしてみたら、原因は夫にあった
なんてことも…。
「不妊治療をするなら、夫婦二人で治療する。」
とても大事なことです。
同じクリニック内に男性不妊外来があれば、連携がスムーズです。
カルテが共有されており、医師同士で意見交換することもできます。
もし併設していなければ、提携病院があるか聞いてみてください。
不育症外来があるか or 提携病院があるか
”陽性反応”が終わりではありません。
受精卵に問題がなくても、その正常な受精卵を育めるかも大事です。
・治療がうまくいかない時調べたくなる人。
・治療を始める前に、全て調べてから安心して開始したい人。
色々いると思います。
不妊治療と着床障害や不育症はセットと考えた方が無難です💡
後々てんやわんやしないからです。
もし併設していなければ、提携病院があるか聞いてみてください。
着床前診断ができるか
着床しない、流産ばっかり、死産した…
これ、かなりダメージが大きいです。
身体はボロボロで、心は粉々です。
再起不能とはこのこと👻👻👻
ですが、
もし移植する前に胚盤胞の異常の有無が分かったら?
着床しない、流産、死産の確率を減らすことができます。
(100%ではありません)
着床障害や不育症がなければ、受精卵の染色体異常が原因
の場合がほとんどです。(原因不明を除く)
この検査を受けられる人も基準があり、検査をするクリニックや病院
にも厳しい基準があります。
どこでもできる検査ではないため、確認するのは治療を進める上で
役に立つように感じます。
一長一短に治療がうまく行く場合とそうでないがありますから、
最初から長期戦を視野にいれているなら、考えてもいいかと思います。
条件を満たした夫婦+検体として提出できる胚盤胞が揃えば
調べられます。
(胚盤胞1個に対して10万円かかりますが…( ゚Д゚)(( ゚Д゚)高っ❕💦)
確認する方法
- ホームページ
- 直接問い合わせる
- 口コミを読む
- 病院説明会に参加する(リモート開催しているところもあります)
リモート開催していると、
画面越しにチャットで質問できるクリニックもあります。
先生に直接聞きにくい…という方にはお勧めかもしれません。
いずれにしても院長の方針を聞けるのは大事です💡
良い医師とは?
クリニックによっては、毎回診察する医師が違ったり、
指名制だったりしますよね?
大きい所では、「試しに全員の医師と話してみる」なんてできません。
なので、簡単な判断方法を考えてみました💡
- 手技が優しい、声をかけてくれる
エコー・造影検査・内視鏡などかなり痛い時ありませんか?
グイグイされたり、急に突っ込んできたり…Σ(・ω・ノ)ノ!💦
相手の立場になれる医師は、手技までも優しく、
声かけもしているように感じます。
だからこそ、こちらも言いたい事や不安な事を相談でき、
医師と一緒に夫婦が主体となって治療の方向性を決められるので、
どんな結果でも納得して受け止められます。
診察の最後に「他には大丈夫ですか?」と聞くのも特徴です。
- 質問に対して、曖昧に答えない
大抵エビデンス(医学的根拠)に基づいて説明してくれます。
感覚も大事ですが、データや数字、最近の動向など分析
しているからできることです。
- 自分の力量を知っている、素直
素直な先生は、分からない事は「分からない」と言うことができ、
必要であれば、他の医師に助言を求めることができます。
考える時間が必要であれば、「時間が欲しい」とも言います。
分からないまま突き進むのではなく、時にはスペシャリスト同士
話せることも大事だと思います
これはあくまでも個人の感想です💡
「夫婦にとって譲れない部分は何か?」「どのように進めたいのか?」
参考になれば幸いです🍀
もち麦の場合・優先順位🎵
1.不妊専門クリニック
2.実績
3.クリニック・病院との治療方針が一致するか
- 第2子まで見越して若いうちにまとめて採卵し、予め必要な胚盤胞を貯める
- 必要な胚盤胞が溜まってから、移植する
(貯卵をしないスタンスのクリニックは嫌や)
- 着床前診断ができる
(予め予測可能な着床不全、流産、死産を防ぎたい)
4.年中無休
5.不育症外来がある
6.男性不妊外来がある
7.設備
8.通いやすさ
シフトを夜勤ばかりにしたり、転職したりと仕事の調整をしました。
ですが今は、調整しきれず退職しています😢
(経済面やキャリアを考えると、本音は辞めたくなかったです…。)
最後までお読みくださり、ありがとうございました💛